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短期大学部

在学生の声 こども教育学科

どれもあきらめずに2年間駆け抜けた。

どれもあきらめずに2年間駆け抜けた。

資格取得と課外活動の両立にチャレンジ

重信 智美さん

こども教育学科2年生
京都府 龍谷大学付属平安高校 出身

短期大学部こども教育学科に入学後、保育士資格と幼稚園教諭二種免許状の両方の取得を目指して学修に励み、龍谷大学のバトン・チアSPIRITSにも所属。資格取得と部活の両立を果たす。

資格取得と課外活動の両立にチャレンジ

部活は、笑顔でいられる大切な場所。

10月のある日、京都市内にある幼稚園には教育実習に取り組む重信さんの姿があった。こどもたちはみんな“智美先生”が大好きで、描いた絵を見せようと次々に集まってくる。重信さんが歌の時間に伴奏で苦戦しているときも、一番励ましてくれたのはこどもたちだった。「とても嬉しかったですね。先生に『このままやったら試験落ちるで』と脅されるほどピアノが苦手。授業の空き時間にピアノ室で必死に練習しました」。短大では保育士資格と幼稚園教諭二種免許状、両方の取得を目指した。2年生になってからは、7月に保育実習、8月に施設実習をそれぞれ2週間経験。10月の幼稚園での教育実習は3週間にわたった。これだけでも充分にハードだが、重信さんにもうひとつ打ち込んでいるものがあった。それが龍谷大学のバトン・チアSPIRITSでの活動だ。

SPIRITSの活動は、大会やコンテスト、野球やアメフトの応援等ほぼ毎月あり、月・木の休み以外は土日も練習に忙しい。入部したときは「ただでさえ忙しい短大での勉強と両立できるのか」と、親や先生がそろって心配した。だが、チアの活動はとても楽しく、合宿や日々の練習を通して仲間と過ごす時間は、重信さんにとって欠かせないものだった。「SPIRITSは授業を優先することが徹底されているので、何とか両立することができました。周りの人たちが支えてくれたおかげです」。短大の友人は重信さんの部活を理解し、勉強を助けてくれた。SPIRITSの先輩は「実習が終わるのを待っているよ」と笑顔で言ってくれた。「打ち込める部活があるからこそ、勉強も頑張れたんだと思います。部活がなければかえって怠けていたかもしれません」。11月には就職活動も行い、教育実習で通った幼稚園に就職が決まった。

そんな重信さんの2年間の集大成となるのが12月に行われるSPIRITSの単独公演だった。部にとって最も大切な発表会であり、卒業生にとっては引退公演となる。友人や家族、野球やアメフトの部員も駆けつけてくれ、会場は熱気に包まれていた。重信さんにとっても高校時時代から5年間打ち込んできたチアの最後の舞台となり、この日のために練習を積んできた仲間たちと、力いっぱい演じきった。「智美、がんばれー!!」友人たちの声援が会場に響く。最後には重信さんたち卒業生が舞台に並んで部長があいさつし、後輩や友人たちからメッセージが贈られた。苦楽をともにした仲間の思いのこもった一言一言が、胸に迫る。舞台に並ぶ先輩たちが思わず泣いてしまうなか、重信さんは必死で涙をこらえ最高の笑顔を浮かべていた。「チアは笑顔が命ですから、舞台の上で泣きたくなかったんです。でもすべてが終わってから、舞台裏で皆と抱き合って大泣きしたんですよ」。この年のSPIRITSのテーマは「NO LIMIT!」。それは自分自身に限界をつくらず、すべてをあきらめずにがんばった重信さんの姿そのもの。卒業後は幼稚園が新たな舞台だ。こどもたちに囲まれて、重信さんの笑顔はますます輝いていくだろう。

資格取得と課外活動の両立にチャレンジ 資格取得と課外活動の両立にチャレンジ

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