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短期大学部の教育目標
大学は自由の府です。自由とは、自分+経由、つまり自分から(from I)という意味であり、勝手気ままとは異なります。大学は、主体的に学び、考え、求め、関係を作り、行動する場です。手取り足取りの指導を受身で期待してはいけません。
苦難の過程なくして、知識を本当に自分のものにすることはできません。ただし、みなさんが精一杯努力をした上で支援を求める時、私たち教職員も懸命にそれに応えていきたいと思います。
短期大学部は、2年間で一定の目標が達成されるよう設計されています。一方で、さらなるステップアップにむけて展開できる教育機能の充実にも努めています。短期大学部における学生時代を、主体的な出会いによって、自らの志を確かめるための、かけがえのない時にしてください。
- 個人の尊厳性、権利の普遍平等性、社会の互恵的連帯性について、科学的に理解し説明できる。
- 貧困と差別を生む社会構造について、科学的に理解し説明できる。
- 基本的人権と社会権に基づく社会保障の意義を理解し説明できる。
- 身辺の生活問題を社会問題の脈絡で考察でき、自分の意見(own view)を発表することができる。
- 身辺からすべての人の権利回復と連帯をつくっていく姿勢をもてる。
- 障害の意味、老いの意味、死の意味、生命の繋がりについて洞察する姿勢をもてる。
- 以下の知的生産の技術を身につける。
ア 学術論文のルールを踏まえて論述することができる。
イ 公式の場で論理的・明瞭簡潔に意見発表することができる。
ウ 学友と小グループで弁証法的に討論することができる。
社会福祉施設等に就業が可能なケア・生活支援・福祉相談に関する基本知識と実践的技量、および専門職業的価値観と態度を身につける。
保育所等児童福祉施設に就業が可能な保育士としての基本知識と実践的技量、および専門職業的価値観と態度を身につける。
心と身体の健康について、地域交流や高齢者・障がい者のスポーツおよびレクリエーション等の実習を通して基本的知識や実践的技量を身につける。