※写真をクリックすると拡大、もう一度クリックすると元に戻ります。
車いすでの移動実習。階段昇降機を利用したり、フロアの段差を体感することで、介助が必要な場面や介助方法を学びます。
お年寄り体験スーツを着用して寝起きを体験。想像以上に不自由なことが多くて戸惑います。
安心して快適に入浴してもらうためには、技術力だけではなく、コミュニケーションをとりながら信頼関係を築くことが必要であることにも気がつきます。
この授業では、将来、福祉援助職をめざす社会福祉コースの学生が、 適切な生活支援とは何かを学びます。
社会福祉施設の利用者が、年齢や障がい、介護の必要度にかかわらず、 安心して日々を過ごすためには、適切な生活支援が必要です。
実際に車いすに乗って移動したり、 お年寄りの体験スーツを着用しベッドからの寝起きや移動することで、 どういった場面で不都合が生じるのかを体験し、 その介助や支援の方法を経験から学びます。
短期大学部のオリジナル施設である「介護実習室」では、 設置している専用の入浴設備を使用し、実際に介護実習を行います。
介助される人の立場に立って学ぶことで、 身体的な介護を必要とする人が何を求めているかを正確に理解し、 介護技術の基礎を身につけます。
また、実際の体験学習によって感じた住環境の整備や福祉用具の活用にも目を向け、 関連職種やソーシャルワークの視点についても学ぶことができます。
将来、福祉相談援助職をめざす学生にとって、 適切な生活支援をはじめ、対人援助関係を築くことの重要性を学ぶ、 大切な授業となっています。