保育・幼児教育のなかでこどもたちに「食事の大切さ」を伝えることは、こどもの健康維持と精神の発達上、特に重要です。保育者として、「健全な食生活を実践していける人間を育てる」ことができるよう基礎的な知識と技術を身につけます。身体の健康と食事、栄養素の機能や働き、こどもの発達段階に応じた食事のあり方等について学修します。また、食事の楽しさや大切さを具体的に伝える調理実習、献立作成、食育等の実践的な授業にも取り組みます。
保育所・幼稚園には、それぞれの保育課程・教育課程と指導計画があります。本講義では、乳幼児期にふさわしい生活を送りながら心豊かに生きる力を養うことを目的にした教育課程の組み立て方とその指導計画の作成、保育現場に活かせる指導のあり方を学びます。また、実際に模擬保育を実践して保育指導案を作成します。保育実践については、グループでの討議を通して、課題解決の方法を学びます。
乳幼児期の発達にふさわしい指導法を、模擬保育などの保育実践を通して学びます。保育者の言葉による関わりや、児童文化財(絵本・ストーリーテリング・紙芝居・ペープサート等)についての理解を深め、豊かな言葉の環境をデザインできる知識と実践力を獲得することを目標にしています。