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Junior College

短期大学部

社会福祉学科

  • 豊富な福祉体験活動や実習をとおして、
    福祉サービスを利用する人たちへの理解を深める

    実習紹介

    ソーシャルワーク実習

    社会福祉の支援現場を体験して、地域課題の理解を深める

    ソーシャルワーク実習では、担当教員や職員の方の助言をもとに、施設の体制に沿った計画を立てて実践していきます。支援現場を体験することで、授業だけでは得られない専門的かつ実践的な能力と倫理観が身につきます。事前の準備と事後の振り返りも行うため、実習内容を吸収でき、次につなげられます。私は、社会福祉協議会で実習を行いました。各課の業務に参加し、多様な支援を体感することで、多角的に物事をとらえて行動する力が養われたように思います。実習中は、施設の取り組みや利用者・職員の方々の言動の意味を常に考え、積極的に質問し、新たな発見や深い学びを得ました。そして、地域で暮らす人が抱えるさまざまな問題を知り、自分事として考えるようになりました。地域社会の課題を解決するには、一人ひとりの支え合いが必要です。そのつながりを支えていくのが福祉サービスにほかなりません。実習をとおして、福祉職は人それぞれの強みや特性を引き出すコーディネーターの役割を担っていること、支援の際はリスクマネジメントやチーム連携による丁寧なサポートが大切であることを知りました。本実習の学びを糧に、今後も福祉専門職をめざしていきます。

    社会福祉の支援現場を体験して、地域課題の理解を深める

    三浦 良菜さん

    三浦 良菜さん

    社会福祉学科 2年生(滋賀県立東大津高等学校 出身)

    アイリンブループロジェクト

    過去の悲劇から「いのちと防災」への意識を高め、人の痛みを思いやる感性を身につける

    過去の悲劇から「いのちと防災」への意識を高め、人の痛みを思いやる感性を身につける

    東日本大震災で津波の被害に遭った佐藤愛梨ちゃん(当時6歳)が亡くなった場所に咲いたフランス菊(あいりちゃん)を全国に広め、いのちや防災について考える取り組みがアイリンブループロジェクトです。実践的教育プログラムの一環として、毎年プロジェクトリーダーの菅原淳一さんと副リーダーで愛梨ちゃんのお母さんでもある佐藤美香さんをお招きして「いのちと防災」の講義をしていただいています。また、深草キャンパス内では学生たちとともに実際にフランス菊を栽培し、いのちや防災への意識を醸成する機会も設けています。大きな災害が起こると人々はそこに思いを寄せるものの、当事者でなければ、時間の経過とともに関心が薄れていきます。地震・津波・台風など、日本は自然災害の多い国。たとえ自分の身に起きたことでなくても、人の痛みや辛さを思いやる心は、人間誰しもが備えておくべき感性なのではないでしょうか。さらに、学生には、不慮の災害や事故が起こった際に、自分の命はもちろんのこと、周囲の人の命も守ろうとする勇気と行動力を培ってほしいと考えます。このプロジェクトをとおして、人や社会に関心をもち、自らが積極的に行動できる人になってくれることを期待しています。

    黒川 雅代子 教授

    黒川 雅代子教授

    [専門分野]社会福祉学

    社会福祉学科の教育の特色

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