Need Help?

Junior College

短期大学部

在学生の声 社会福祉学科

編入学への道のりで自分の進むべき道を見つけた。

編入学への道のりで自分の進むべき道を見つけた。

■編入学にチャレンジ

杉山 雅大さん

社会福祉学科 2年生
大阪府立東百舌鳥高校 出身

龍谷大学4年制学部への編入学を目標に、短期大学部に入学。短期大学部独自の学びを通し、熱意を持って取り組める学問分野を見つける。文学部哲学科教育学専攻への編入学を果たす。

編入学にチャレンジ

2年間の学びで教育学の面白さを知る。

“学生の町”京都にあこがれを持ち、京都の大学への進学を希望していた杉山雅大さん。数ある大学のなかでも、オープンキャンパスで出会った職員や先輩の親しみやすく丁寧な対応に惹かれ、龍谷大学の入試に挑んだ。しかし結果は、わずかに力及ばず。4年制学部への入学を果たすことはできなかった。そこで、杉山さんは短期大学部に目を向けた。短期大学部には4年制学部への編入学希望者をサポートする制度が整っていることを大学案内誌で読み、知っていた。まず短期大学部に入学し、4年制学部3年次に編入学できることに可能性を感じたのだ。

こうして気持ちを切り替え、英語や幅広い学問分野を学ぶ科目が充実し、推薦枠も多い社会福祉学科教養福祉コースにすすんだ杉山さん。教育心理学について興味があったことから、知的障がい者と学生が協働する「オープンカレッジふれあい大学課程」で、演劇療法を学ぶ「社会福祉学特殊講義Ⅴ」を履修。演劇発表会に向けて、知的障がいのある人とペアになり、マンツーマンでサポートした。「最初は相手を“障がい者”と、ひとくくりに考えていました。しかし半年余り交流を続けるうちに、彼ら一人ひとりの個性に気づくようになったのです。個性を知り、それを尊重しようと思うと、それまで自分が持っていた“障がい者”というイメージは変わりました」。また「教養福祉実習」では、児童館での実習に参加。そこでは、1週間という短い期間のなかでも小学生が少しずつ成長していくさまを肌で感じたという。

これら短期大学部の講義を受けるうち、“教育”への興味が一層湧いていった。「2年前は大学に入ることが第一で、どの学部に進みたいかは曖昧でした。けれど、短期大学部ならではの実習や経験を経て、自分が学びたい分野が見つかりました」。教育学を専攻すると決意した杉山さんは、目標とする編入学先を教育学専攻のある文学部哲学科に定めた。そして、短期大学部在学中にも文学部の講義を受講した。「短期大学部生でも4年制学部の科目を受けられることは魅力です。実際に文学部の授業は興味深く、情熱をもって学び続けられると実感しました」。

短期大学部の単位修得や卒業論文の作成、そして編入学のための勉強を並行しながら、さらにユースホステル部員として部活動にも取り組んでいた杉山さん。「忙しさ=充実だと思っています。それに、部活動の先輩が3年生からの学びについて教えてくれたり、大宮キャンパスを案内してくれることもありました。部活動があったからこそ、大学生活をもっと続けたいと思いました。その願いは編入学へのモチベーションになりました」。部活動の先輩や、同じように編入学を目指す仲間に囲まれて、いい刺激を受けながら目標に突き進むことができたという。

こうして2年生の秋には、指定校推薦編入学試験・短期大学部内選考の英語・日本語の条件をクリア。その後の選考・編入学試験にも合格し、杉山さんは遂に龍谷大学への編入学を叶えた。「はじめは4年制学部に移りたい思いがあり、短期大学部に入りました。けれど、短期大学部での学びは編入学のためだけに留まりませんでした。自分の将来に向けて価値のあるものになりました」と、2年間を振り返る。文学部では教育について広く学び、卒業後は子どもに携わる職業に就きたいという。編入学という目標を実現した杉山さんは、新たな目標を前にしても決してひるむことはない。

2年間の学びで教育学の面白さを知る。

2年間の学びで教育学の面白さを知る。

Request Information

資料請求