こども教育を学ぶには、現場でこどもと共に学び成長することが大切です。
こども教育学科で保育士資格、幼稚園教諭二種免許状を取得するためには、卒業要件科目に加え、資格・免許取得に必要な科目、以下に掲げる実習科目を系統的に修得することが必要です。
保育士資格 | ||
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保育実習Ⅰ(保育所) | 1年次 | 2月下旬 |
保育実習Ⅰ(施設) | 2年次 | 8月末 |
保育実習Ⅱ※ | 2年次 | 7月下旬 |
保育実習Ⅲ※ | 2年次 | 7月下旬 |
※選択必修
幼稚園教諭二種免許状 | ||
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教育実習 | 1年次 | 2月上旬 |
2年次 | 10月上旬 |
保育や養育が具体的に展開される場に身をおき、こどもたちや保育者と生活を共にし、五感による自らの直接体験を通して、保育や養育の実際を学習します。保育者のこどもへのかかわり、あるいは、実習生によるこどもとの直接的なかかわりを通して、こどもへの理解を深め、児童福祉施設等の機能や役割を理解し、保育士の倫理や職務について体験的に学びます。
実習園での保育者の指導のもと、こどもと共に幼稚園で生活し、こどもと関わりながら、保育の内容・方法を学び、より良い保育のあり方を考えます。大学で学んだことを現場で体験し、幼稚園教諭の職務や幼稚園の生活、園の教育目標・方針を理解し、こどもへの理解を深めます。
※実習科目を履修するには、資格・免許毎に定める先修要件科目の単位認定を、予め受けていることが必要となります。そのため、1年次において配当された学期に先修要件科目の単位を修得できなかった場合、2年次で実習科目の履修ができず、2年間での資格・免許の取得を断念せざるをえないこともあります。
こども教育学科では、実習のBefore&Afterの学びを重視し、「やりっぱなしにしない」教育を基本とします。実習後のグループ学習では実習を通して経験した事例や課題等を演劇にして発表したり、討議を行ったりします。ひとつの答えにたどり着く「問い」ばかりではありませんが、問題意識を持って、実践の中で「問い」続ける力を培います。