大学は自由の府です。自由とは、自分+経由、つまり自分から(from I)という意味であり、勝手気ままとは異なります。大学は、主体的に学び、考え、求め、関係を作り、行動する場です。手取り足取りの指導を受身で期待してはいけません。
苦難の過程なくして、知識を本当に自分のものにすることはできません。ただし、みなさんが精一杯努力をした上で支援を求める時、私たち教職員も懸命にそれに応えていきたいと思います。
短期大学部は、2年間で一定の目標が達成されるよう設計されています。一方で、さらなるステップアップにむけて展開できる教育機能の充実にも努めています。短期大学部における学生時代を、主体的な出会いによって、自らの志を確かめるための掛けがえのない時にしてください。
短期大学部では、講義や演習だけでなく、社会福祉施設や保育所・幼稚園等における実習教育など、実社会での実践的・体験的な学びを重視している。そのような学びの中で、豊かな人間性、共生(ともいき)の精神、広い学識、進取の精神、福祉あるいは保育・幼児教育全般にわたる基礎的教養、専門的知識、実践的能力を身につけた人の育成を目指している。
ア 学術論文のルールを踏まえて論述することができる。
イ 公式の場で論理的・明瞭簡潔に意見発表することができる。
ウ 学友と小グループで弁証法的に討論することができる。
保育・幼児教育の専門職として、こども同士の「共生」を促し、励まし、見守り、支えることができる素養や基礎的な知識を身につける。