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Junior College

短期大学部

矢野 永吏子

矢野 永吏子
教員氏名
矢野 永吏子(やの えりこ) 講師
所属学科
こども教育学科

専門分野、研究内容、担当授業について教えてください。

人の行動に現れる心理に興味を持ち、身体表現学を学びました。子育てを経験する中で子どもの豊かさに目を開かれ、子どもを支える生活や遊びを通した学びに関心を寄せるようになり、乳幼児の心身の発達と身体表現の関係性を研究するようになりました。人が健やかに成長していくことには他者との関わりが欠くことができず、社会情勢からも多角的に考察が必要です。子どもの成長と保育の在り方を考えていくと、変らない本質や時代ごと転換点が感じられることに興味が尽きません。子どもに関わる保育者となる人たちに、保育内容「健康」、「表現(身体表現)」、幼児体育等を通して、人生を健やかに過ごす心身の土台が乳幼児期にあることを実践的に伝える授業を展開します。

これから勉強するためにしておいてほしい事は何ですか

様々なものに心を動かし、感じていることを自分なりに考えることです。

一つは、自分の身体に対して。感情や状況に敏感に反応している自分の身体を感じ取ることは、自分の軸を大切にすることに通じます。毎日を心地よく過ごすことを、体感できていることは、長い学びを伴う人生を生き抜いていくために強いアドバンテージとなると思います。もう一つは、自分を取り巻く世界に対して。情報がたやすく手に入りやすい今だからこそ、たくさん感動した直接的な経験が、自らが前に進んでいく方向性を示し自己発揮の原動力となります。そして、それは子どもの生活や経験を大切に思う気持ちにも通じていくと思います。

将来のために今できる事はありますか

将来は、今とは別ものではく、日常の上に積み重なっていることをイメージすることが大事だと思います。そうするとたくさんの、やりたいこと、なりたいことを実現していくヒントは、実は自分の手の中にたくさんあることに気づかされます。今あることからいかに未来を形作っていくのかという試行錯誤は“たのくるしい(楽しくてちょっと苦しい)”ものです。しかし、それを越えていく喜びを知っていることが自分のためといえる将来を連れてくるような気がします。

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